こんにちは。
小田原歯科診療所、院長の伊藤です。

歯科衛生士が国家資格であることをご存じですか？
国家資格とは、国が認定する特定の職業に必要な能力や知識を証明する資格です。
歯科衛生士として医療行為を行うためには、国家試験に合格することが必須です。今回は、歯科衛生士の仕事や役割についてお話しします。

歯科衛生士の主な業務

歯科衛生士の仕事は大きく分けて3つあります。

歯科予防処置

歯科予防処置は、歯の病気を未然に防ぐための業務です。口腔内の状態を確認し、クリーニング（口腔内のお掃除）やスケーリング（歯石除去）、フッ素塗布などを行います。これにより、虫歯や歯周病のリスクを低減します。

歯科診療補助

歯科診療補助は、診療がスムーズに進むように歯科医師をサポートする業務です。
具体的には、歯石の除去や補綴物（ほてつぶつ）セット後のセメント除去など、歯科治療の一部を担当します。歯科医師の指示に基づき、患者さんに対して迅速かつ的確な処置を行います。

歯科保健指導

歯科保健指導では、患者さん一人ひとりに適したブラッシング指導を行い、セルフケアの質を向上させます。さらに、生活習慣指導や栄養指導を通じて、口腔内だけでなく全身の健康維持をサポートします。

これらの3大業務により、歯科衛生士は患者さんの健康を総合的にサポートしています。
歯科衛生士は、予防という視点から患者さんの口腔の健康だけでなく、全身の健康を守る大切な役割を担っています。

3つの業務を通じて支える患者さんの健康

患者さんが健康な口腔環境を維持し、笑顔で過ごせるようになる姿を見ることは、大きなやりがいです。
歯科衛生士は「歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導」の3つの業務を通じて患者さんの健康を支えます。不安や悩みがある際には、ぜひ気軽にご相談ください。