【冷房病が歯に与える影響と対策】健康な歯ぐきを保つために

冷房病

こんにちは。
小田原歯科診療所、院長の伊藤です。

暑い夏、熱中症を防ぐために冷房は欠かせません。しかし、冷房の使い過ぎによる「冷房病」には注意が必要です。
冷房病とは、冷房が効き過ぎている室内に長時間いたり、暑い屋外と寒い室内を何度も行き来することで自律神経のバランスが崩れ、体にさまざまな不調が現れる状態を指します。また、クーラー病やエアコン病とも呼ばれることがあります。

冷房病の症状

冷房病の症状は多岐にわたります。肩こり・腰痛・神経痛・肌荒れ・むくみ・頭痛・便秘などが一般的ですが、実は歯ぐきの腫れや歯痛もそのひとつです。
これらの症状は、冷えによる血行不良が関係していると考えられています。特に、歯ぐきの血行が悪くなると、炎症を起こしやすくなり、歯ぐきが腫れて痛みを感じることがあります。

歯ぐきの腫れと冷房病

冷房病による歯ぐきの腫れや歯痛は、見逃しがちな症状ですが、放置すると深刻な問題に発展することもあります。冷えによる血行不良が長引くと、歯ぐきの健康が損なわれ、歯周病のリスクが高まることがあります。歯周病は、歯を支える組織が破壊される病気で、最終的には歯の喪失につながる可能性があります。したがって、冷房病の症状が現れたら、早めの対策が重要です。

冷房病を予防する方法

冷房病を予防するためには、冷房の設定温度を適切に保つことが大切です。
また、冷房の使用時間を適切に管理し、必要に応じて体を温めることも重要です。例えば、冷房の効いた部屋に長時間いる場合は軽いストレッチやウォーキングを取り入れることで、血行を促進し、冷えによる不調を防ぐことができます。
その他にも、冷房の効きすぎを防ぐために風向きを調整したり、直接風が当たらないようにすることも効果的です。

まとめ

これからの暑い季節、冷房をうまく利用しながらも、健康管理を怠らないようにしましょう。
歯の健康を守るためには、冷房病の予防だけでなく、日常の歯みがきや食事も大切です。適切な歯みがきを行い、バランスの取れた食事を心掛けることで、歯ぐきの健康を維持しましょう。
特に、ビタミンCやカルシウムを多く含む食品を摂取することで、歯ぐきの強化に役立ちます。歯の健康に関するご相談やご質問がございましたら、お気軽に当院へご来院ください。

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